KubernetesのProbeの種類と仕組み

kubernetesではコンテナの健康状態を計測するためにProbeと言う仕組みがある。

  • Startup Probe
    • コンテナのアプリケーションが起動したかどうか。起動に時間がかかるアプリケーションが、他二つのProbeによって利用不可、削除されることを防ぐための仕組み。
  • Readiness Probe
    • アプリケーションがリクエストを受け付ける状態であるかどうか。このProbeの成功、失敗によって利用可、利用不可の判断が下される。Serviceは利用不可なコンテナをトラフィックの転送先から自動的に除外し、利用可能になったら転送先に戻す。その他、DeploymentやStatefulSetでも、コンテナのスケール、更新処理にて利用される。このProbeは失敗したとしてもコンテナが破棄されることはない。
  • Liveness Probe
    • コンテナが正常に動作しているかどうか。失敗すると、コンテナは破棄され、再作成される。